A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

雑記

金づかいが荒い人

作業所ではいろいろな人がいますが、人間関係がうまくやれない人ばかりではありません。中にはタイトルの通り、金銭的にルーズで破綻寸前の人もいます。今回はそういった人のひとり、M宏という男性にスポットを当ててみます。 M宏さんは生活保護を受けていま…

就ける仕事

地域活動支援センター(以下、地活と略)にはいろいろな広報冊子が置いてあります。精神保健に関する案内や職業訓練などの案内など、様々。暇なときにはパラパラとめくってみたりします。でも一番多く目にするのはやはり求人広告の束でしょうか。新聞のチラシ…

不確かな病名

最近クリニックに行って思ったこと。病名ってあんまりあてにならないような気がする。特に精神の疾患の場合、病名は本当にその人の病気をきちんと示しているか、疑えば疑えてしまいます。もちろん、なるべくそうはならないように、精神科医も勉強していると…

カミングアウト

カミングアウト。してないなぁ。作業所では自分の性について何も言っていないため、一応男ということになっています。一応。これから先も、自分から自分の秘密について暴露することは多分ないと思います。 理由はいくつかあります。自分がみじめな思いをする…

身体醜形障害

身体醜形障害(Body dysmorphic disorder:BDD)。一般に醜形恐怖症と言われる病気です。従来は顔だけに限られていたようですが、顔だけでなく身体全体にも意識の対象が広がったためこう呼ばれるようになったようです。 作業所にK文という女性がいます。彼女は…

そして誰もいなくなった

今日は作業所でトラブルがありました。以前「暴言が止まらない」で書いたT和さんがまた暴言を吐いたのです。正午をかなり過ぎてから来ましたが、そのときはメンバーの大半が出かけていて留守でした。もしかしたらそれを知っていたのかもしれません。食べるも…

最後は捨てよう

他人の意見に耳を傾けることはとても大事なことです。自分の意見に固執していても良い結果が出てくるとは限りません。他の人の意見を参考にした方が考え方の幅が広がっていろいろな可能性を考慮できるというのは確かに一理あります。その点で言えば他者の存…

男女の関係

地域活動支援センター(以下地活と略)を利用してもう長くなります。障がい者のためのとある集まりがあって、私は人数が少ないと困るだろうと思い、一応毎回参加することにしています。以前にも書きましたが、地活の人とはあまり親しくありません。そこでの人…

トラウマにならないこと

トラウマという言葉を初めて知ったのは、NHKでやっていたとある講座番組でした。講師は小西聖子(こにしたかこ)さん。ちらと今ウィキペディアで調べたら、武蔵野大学の教授と書かれてありました。犯罪被害による心理研究が主な専門のようです。興味本位で見始…

生活保護になりたい

以前に「セルフ・ネグレクト」の記事で書いた通り、私には生活力がなくて、ひとり暮らしにはあまり向いていません。それでも最近は家を出たいと思うことが多くなりました。家族とあまり仲が良くないのです。父親はもちろん、母親とも何だか気持ちが離れてし…

アニコミとともに

ここ最近はもうすっかりアニメやコミックと疎遠になった私ですが、子供の頃はアニメやコミックをよく見ていました。その影響を受けて育ったと言ってもいいかと思います。一番最初に漫画に出会い、その次にアニメに出会い。そういった非現実の世界は、自分に…

吾輩は不完全である

完璧とは程遠い数々の欠陥を持つ私ですが、一応これでも完璧主義な人間です。何事も途中で投げ出すことが悔しくてできないし、やり始めたら自分が納得するまで完璧にやり遂げたいという信念があります。これは質の高いものを生み出すのに有用である反面、自…

自死に際して

ニュースを見ていると、今でも時々中高生が自ら命を絶ったという報道を目にします。こういった事件が伝えられるたび、亡くなった子たちは一体どんな思いで死んでいったのだろうという風に思います。周りの人は助けられなかったのか。その子は本当に死ぬしか…

不幸と仲良し

私はいつも、幸せよりも不幸せに近い人間だと思います。幸せだと感じる瞬間がきても、どこかでそれを信じられなかったり、あるいはこういった幸せは長く続かないと否定したり。素直に喜ぶことがなかなかできません。後で必ず不幸がやってくるという警告が常…

世話焼きの病

作業所にK治という女性が通所しています。彼女はどちらかというとおっとりタイプ。動作もきびきびというよりは、のろのろといった印象がある人。感情的に泣いたり怒ったりしますが、あまり激しくはありません。彼女のことで一番特筆すべきは、何かにつけて人…

長所と言えるもの

今ではすっかり就労活動をさぼっている私。でも以前は一般の求人に応募するためにせっせと履歴書を書いていたものでした。ことごとく落ちるので、何枚も何枚も同じ内容を書いて。そのたびにコピーしてやろうかと思っていました。ただ、履歴書にもいくつか書…

店員の温度差

私は店で買い物をすると店員にあまり愛想よくされません。それどころか、邪険に扱われていると感じて腹の立つこともあります。例えばコンビニやスーパーなどで。レジに並ぶと、前の人と態度が違うじゃないかと思ったり。店員に心を込めておもてなしされたこ…

占い

作業所では宗教を信じている人がいます。信じているものに違いがありますが、超自然的なものに対して神秘的な魅力を感じる人がいます。その影響からか、占いが好きだと言う人も何人か。生活のすべてを占いに依存する人はまだいませんが、占いに影響を受けや…

作業所のタイプ

一口に障がい者の作業所と言っても実はいろいろあります。今は知的、身体、精神の3障がいを特に区別しないため、どの作業所にも通うことは可能なのですが。作業所の形態によって、実は多少違いがあります。どの作業所が自分に合っているかというのは仕事に…

多面性を持つ私

私は場所ごとに違う顔を持っています。作業所では割と優等生タイプ。スタッフやメンバーに多少頼られるところもあります。パソコンをよく触っているので、IT関係で意見を求められることも。スタッフの雑用を代わりにすることも時々あります。支援員としてで…

何を言ってるのか分からない

私は子供の頃からあまり人の話が理解できない方でした。言われたことを理解するのに割と時間がかかるのです。そしてその回路を通しても意味がつかめないものは何度聞き返しても意味不明のままでした。それで人と話すのが怖くなったときもあります。今は大分…

スタッフになる人

作業所にはいろいろな地域の施設通信が送られてきます。その内容は、ほとんどが活動報告という意味合いが強いのですが、それ以外に独自のコラム欄を設けているところもいくつか見受けられます。中には枠いっぱいに文字をぎゅうぎゅう詰め込んでいるものもあ…

知的障がいに思うこと

私が通う施設は精神障がい者が多いのですが、知的障がいの人も何人かいます。そのうちふたりはやめさせられ、別のひとりはつい最近施設長Hともみ合いになるほど衝突しました。自分の意見が聞き入れられないからか、内職の部品をぶちまけて他の人のコップを割…

どうでもいい服

私にはどうでもいいこと。そのひとつが着るもの。本当にどうでもいいんです。一週間続けて同じ服を着たって平気。場合によっては一か月でも二か月でも。キモイと言われてきた人間が、外見を着飾ってもどうにかなるとも思えないし。そんな感じですっかり自分…

やさしさ、ってなんぞや

私は作業所のスタッフと言い争いになったことがあります。それはとある女性メンバーさんとのことで。M貴さんは今はもう作業所を移っていていませんが、かつては私がいる作業所に通っていました。その彼女のことを、過去のスタッフの人たちは口をそろえて優し…

パズル嫌い

私は結構いろんなところでパズルをしています。作業所ではあまりやらなくなりましたが、以前はよくナンバープレイス(以下ナンプレと略)をしていました。スタッフの人が難問ナンプレの本を持っていてやったこともあります。地域活動支援センターでは新聞に載…

プライベートボーダーライン

連絡先の交換というのは、人と接する場所なら当然というほど起こります。作業所でももちろんのこと。連絡先を交換し合っている人を何人か見かけます。一般の社会人でもメールアドレスぐらいは割と簡単に交換するのが慣習というものでしょうか。でも私はでき…

昔の夢

高校生のとき、2年生か3年生で進路指導があると思います。在学中に将来なりたいものを見据え、卒業後の進路を考えるのですが、私はそのとき将来やってくる社会人としての自分を全く考えておらず、進学も進めるなら成り行き任せでという風な甘い考えでした…

小旅行の座席

私の通う作業所ではもうそろそろ小さな旅行があります。そんなに遠くには行きませんが、一応観光旅行ということになりそうです。あまり大きい規模でもなく、日帰りなので小旅行と呼ぶのがふさわしい感じ。でも旅行計画の際、小さな観光ツアー会社に依頼をし…

死にたいと思うとき

作業所に通うT和という女性の口癖は「死にたい」です。もう死にたい、生きていてもいいことがない。来るとほぼ毎回口にするため、またかと思って誰も取り合いません。スタッフも同じことを何度も言う彼女に、手を焼いているような印象を受けます。他の人が嫌…

本が読めない

精神疾患の人には意外とありがちなこと。本が苦手な人が結構多いです。精神関係の雑誌を見ても、体験談として本が読めないことが語られていたりして。作業所でも置いてある本を読む人は今のところゼロ。どうも文字から内容を頭に入れるという作業がことのほ…

セルフネグレクト

恥ずかしながら私はまだ親元にいます。30を過ぎているのに未だに独り立ちできていません。その理由は金銭的なものももちろんありますが、ひとりでの暮らし方というのが頭の中で全くイメージができないというのもあります。でも、一番の理由は、私が「セル…

玉突き事故

人間関係を割と気にしすぎる性格だからでしょうか。自分がいることによる影響を少なからず悩むことがあります。仕方がないことだとある程度割り切って考えていても、気になるときは気になって。悪いことをしたと悔やむ気持ちが少し生まれたりして。 自分で勝…

ピアサポーター

ピアサポートという言葉があります。分かりやすく言うと、当事者による支援という意味になるでしょうか。つまり精神の病気の人が同じ精神の病気の人を支援するということです。私の住んでいる市でもとある団体がそのような当事者支援を広めようという活動を…

ひそひそ禁止

作業所内では様々な会話が飛び交います。一人の人がしゃべっているのを全員が聞いているということはほとんどないので、会話の内容も相手によっていろいろと変わります。そういった会話が同時にわーっと発生しているときもあります。試しに音だけを拾ってみ…

土壇場キャンセル

土壇場キャンセル、通称ドタキャン。普通の人もやりますが、私が通う作業所では結構頻繁に起こります。残念ながら私はどちらかというと決めたことはちゃんと守りたい人間なので、よっぽど事情があるときにしかドタキャンはしませんが、人によってはあまり悪…

気のいいおじさん

作業所にはいろんな人がいます。当然ながらあまり相性が合わない人も何人か。T廣さんもその一人。でもこのT廣さんのことを悪く言う人は私を除いて一人もいません。気のいい、そして優しい還暦過ぎのおじさんです。なぜこの人と合わないのかと言うと、彼が私…

金銭的な支援か症状の軽さか

私の通う作業所にいる人はほとんど精神障がい2級の手帳を持っています。そしてほとんどの人が障がい年金をもらっています。その額は2か月で13万円ほど。1か月で6万5千円くらいです。この額は一人で生活するのに十分な額とは言い難いですが、でもある…

季節の変わり目は苦手

季節が変わるのを意識しないまま、なんだか秋の気候になってしまいました。朝夕は涼しいというより私には寒いです。もう10月に入ったので衣替えをする時期ですが、我が家はまだ冬物の服を出していません。なので合服だけでは何となく肌寒いような、微妙な…

発達障がいみたいなもの

今では忘れ物をしたり早とちりをして困るということは少なくなりましたが、小学生のときはかなりひどいものでした。忘れ物はしょっちゅうで、通信簿にもよく忘れ物をなくしましょうと先生に書かれていたものです。子供の頃はそういった「気を付けなければい…

自分用の保険証

自分用の保険証があるかどうかなんて、全国的に見ればあるのが当たり前なのかもしれません。でも私の場合は無職な上に親の扶養から一度も出たことがなく、当然世帯を分けていないので、一時前まで保険証は親のものでした。そして私の父は保険証を勝手に持ち…

未だXPのまま

Windows 7や8が出てきてからかなり年月が経ちますが、私が通っている作業所では未だOSはWindows XPのままです。あまり詳しく書くとセキュリティー上問題があるので曖昧にしたまま書きますが、メンバーが使えるパソコンは未だ7にもアップグレードされてません…

こころの部屋

何を考えてか、自分で新しいグループを作ってしまいました。グループの名前はタイトルにある通り。他に精神や心理関係のグループはいろいろあったはずなんですが、参加するのにどうも躊躇してしまい、入っていけませんでした。そういうことがあったので、自…

寛解という夢

基本的に私は家庭と作業所以外にこれといった接点がないため、健常者の人たちにわざわざ自分の精神疾患について詳しく説明したことはありません。親は私が精神疾患を抱えているということは分かっているようですが、詳しい内容までは知らないようです。 精神…

待望の資格、なのかな?

2015年9月9日。新しい国家資格が誕生しました。その名は「公認心理師」。「心理士」ではないため、念のためご注意下さい。まあ名称はどうあれ、この資格を待っていた人は多いだろうと思います。何せ頓挫したり反対されたりしてなかなか進まなかった心…

運動音痴歴30年

私の運動音痴は小学生からの長い歴史があります。体育の授業はいつも嫌で、なかったらいいのにと常々思っていました。基礎体力作りとかで行う腕立て伏せ、腹筋・背筋を鍛えるトレーニングはみんなについていけずにへたばってましたし、逆立ちとか鉄棒とかも…

データ入力の内職

作業所でデータの入力の内職が入ってきました。なぜこんな内職がうちみたいなところに入ってきたのか経緯はまるで不明です。以前に一度施設長Hからこういうのがあるけどやってみると聞かれ、パソコンを長時間占領してしまうのでいいですと答えました。 それ…

グレーゾーンの健常者

私の父は健常者です。障がい者のことは何も知りませんし、興味も持っていません。内科的な疾患を抱えていますが、身体障がい者には当てはまらないでしょう。精神的にも何ら異常なしということで、自分は普通だと信じて疑うこともありません。 でも、私はひそ…

心理士に相談するという選択

相談をする相手というのは精神障がい者にとって重要なことです。不安やストレスを伝えてSOSを発することのできる人がいるということは、心理的な安心をもたらしてくれますし、ときには心の支えとなってくれます。 ですが、心理学や精神医学を学んだというこ…

何かにつけて首を突っ込む人

この頃は苦手な人があまり来所しなくなったので、私としては作業所で過ごしやすくなりました。もちろん好かない人はたくさんいますけど、わざわざこちらから近づいて嫌な気分になることもないので、なるべくそうと気づかれないように離れています。 それなの…