A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

雑記

父の嫌いなもの

昔から父は漫画やアニメが大嫌いでした。私がアニメを見ていると、しょうもないと聞こえるように言われたものです。日本が誇る文化だという説明も、多分父には通じません。漫画やアニメは、父にとってはゴミと同じようなものなのです。 理解できないなら別に…

愛の渇望

私にはできないことの中のひとつ。それは、恋愛をすること、そして結婚をすること。こういったことは性的マイノリティーの私には成就させることができません。念のために言うと、性愛の対象がないわけではないです。ゲイなので。でも、私は恋愛をすることが…

免許

履歴書にある資格や免許の欄。当然何もなければ空のままで置いておくしかなく。せめてスクーターの免許ぐらいはあってもいいかなと思うこの頃。作業所でも以前はスクーターや車の免許を持っている人がいました。もう作業所との契約を解除したようなので来ま…

恋愛依存

いろいろな依存症が精神疾患にはありますが、今回は男女の間の依存、恋愛依存についてとりあげます。ちなみに、恋愛依存という言葉が心理学で存在するのかはよく分かりません。一応イメージがしやすいと思うので、勝手に恋愛依存という言葉を使っておきます…

潔癖 or ルーズ

作業所での授産作業は内職の他に調理品の製造・販売があります。今までに何度か書いてきましたね。今回は調理の授産の話です。 調理の授産というと、やはり衛生が第一。当然手を洗うのですが、ここで最初の落とし穴。手の洗い方が雑な人がいる、ということ。…

「今、ここ」の幸せ

作業所で時々話題になるのが、どういう風に病気になったかということ。それまでどんなつらいことがあって、どんな風に病気を発症して、ついでにどういう経緯で病院まで行ったかということが話のネタになります。 そんなときに思うのが、「今、ここ」での私。…

身近な人の死

命は無限にあるものではなく、死ぬことは避けられません。当たり前のことですが、その死が果たしていつ来るか、そうそう簡単には予想できず、体調が急変してようやく死と隣り合わせになるという人が多いような気がします。 作業所でつい最近旦那さんが死んだ…

くすぶる火種

作業所では誰もが皆過ごしやすく、お互いに仲良く居心地のいい状態である、というのが理想の状態なのですが。少なくとも私の通うところはそんないいものではないようです。きっかけがあれば暴発するような火種があちらこちらにあります。 その1。スタッフど…

精神の危険な扉

前にも書きましたが、私は他人の意見を受け容れるのが苦手です。そうして自分でどうにかできずにとことん困ったことになるのですが。でも私としては、簡単に他人の精神性とぴったり同調してしまうのも怖いことなんじゃないかと思っています。 精神性の代表的…

連休何しよう

もうすぐ大型連休ですね。家でごろごろしてられるからうれしいかと思ったんですが。正直言うと、休みに何もすることがないので、ひたすら退屈です。休みの日は一日の過ごし方がほぼ定型化していて、それに沿ってひたすら時間を無駄にするばかり。何か生産的…

母を支援する時期

私の母親はもう70近くになります。こんな歳なのに、まだ私はニートみたいな生活をしていて、多分に迷惑をかけています。でも、そうは言いつつも、母とは概ね感情的なやりとりになってしまい、ギクシャクとした関係が続いています。 母は過干渉な方で、朝食…

告白

私は作業所で自分が性的マイノリティーであることをカミングアウトしていません。なので普通の男性ということになっていますが。痩せてひょろひょろしているせいか、恋愛対象として見られることはほとんどないようです。 でも、予想もしませんでしたが、全く…

ADHD的な人

書くことに困ってきたので、一人の人物をズームアップしてみます。今回はY成さんという50代の女性。彼女は一見するとどこが障がいか分からないくらい明るく活発な人です。気分次第で他人を傷つけたりすることもありません。以前「暴言が止まらない」で出て…

恐れたカリスマ先生

かなり前のことですが、テレビで引きこもりをテーマにしたドキュメンタリー番組が存在しました。それは引きこもりの若者のことを報道してはいましたが、どちらかというと、引きこもった若者を、とあるカリスマ人生塾長が強制的に外に連れ出すという印象の強…

紅茶とアレルギー

私はアレルギー持ちです。はっきり分かっているアレルギーは、花粉。スギやヒノキの花粉でアレルギー症状が出てきます。これはこれでつらいですが、調べていないだけでまだあるかもしれません。疑わしいのがハウスダストとダニ。くしゃみがよく出ます。 とこ…

SNSに誘われたけど

以前「金づかいの荒い人」で登場したM宏さん。特別仲がいいわけでもなく、友達ではないと思っています。少なくともこちらは。それでも私に何回も同じような冗談を言ったりして構ってもらいたがっているので、一応それなりに反応してあげています。 断ってお…

レクの定番

作業所にはレクリエーションというイベントがあります。メンバーミーティングの際にみんなでどこに行くとか何がしたいとか決めます。言ってみればみんなで作るイベントです。外食に行くとか、スポーツをするとか。やりたいことの数だけ選択肢があります。 で…

知性とプライド

私は自分が頭のいい人間だと思っていました。学校でも頭がいいという風に言われ、得意になっていた時期があります。その名残は今でもしっかり残っていて、自分は知性的だという風に思い込んでいます。それが私のプライドなのです。 私より頭が良くて学歴がい…

固執

私は他人の意見を受け容れることが苦手です。相手の方に間違いや非があると思ったら納得しませんし一歩も引きません。そのために、自分のものの見方に固執していると言われたことが過去に何度かあります。自分のポリシーを曲げるのはとても苦痛です。 口論が…

嗜好品依存

作業所では今のところアルコール依存の人はいません。タバコの依存者は何人かいます。その依存度合も人によって様々。一日で1箱以上吸うという人も何人かいるようです。依存によって生活が破綻してはいないものの、やめられないという声をよく耳にします。 …

ないがしろにされてる気がする

何となく自分に好意的でない人というのは感覚的に大体分かってしまうものです。自分に向けられるネガティブな感情に敏感であるというのは確かにありますが。それでも、言動から見ていると、何だかバカにされているような。そんな気になるときがあります。 精…

落ち着かないままで

今回はクリニックでのことを書いてみます。私はクリニックの中では自分のことに意識が向いているため、基本誰とも関わることがありません。それでも記憶に強烈な印象を残した人がひとりいました。その人を仮にXさんとしておきます。 Xさんは女性です。年齢は…

春の山場

この時期は精神疾患の人にとってはちょっとした山場です。気候が暖かくなって過ごしやすくなる半面、不安定な天候や気温が精神にも悪影響を与えるときです。こういったときは作業所でケンカやトラブルが増えます。あるいは身体に不調を感じて数週間来なくな…

離人感

離人感というのは私が作った造語です。病名としては離人症性障害と言うようです。解離性障害の一形態、だと思います。多分。Wikipediaでちょっと見てみましたが、思ったより複雑なことを書いていてよく分かりませんでした。 私の場合は離人症性障害というほ…

金づかいが荒い人

作業所ではいろいろな人がいますが、人間関係がうまくやれない人ばかりではありません。中にはタイトルの通り、金銭的にルーズで破綻寸前の人もいます。今回はそういった人のひとり、M宏という男性にスポットを当ててみます。 M宏さんは生活保護を受けていま…

就ける仕事

地域活動支援センター(以下、地活と略)にはいろいろな広報冊子が置いてあります。精神保健に関する案内や職業訓練などの案内など、様々。暇なときにはパラパラとめくってみたりします。でも一番多く目にするのはやはり求人広告の束でしょうか。新聞のチラシ…

不確かな病名

最近クリニックに行って思ったこと。病名ってあんまりあてにならないような気がする。特に精神の疾患の場合、病名は本当にその人の病気をきちんと示しているか、疑えば疑えてしまいます。もちろん、なるべくそうはならないように、精神科医も勉強していると…

カミングアウト

カミングアウト。してないなぁ。作業所では自分の性について何も言っていないため、一応男ということになっています。一応。これから先も、自分から自分の秘密について暴露することは多分ないと思います。 理由はいくつかあります。自分がみじめな思いをする…

身体醜形障害

身体醜形障害(Body dysmorphic disorder:BDD)。一般に醜形恐怖症と言われる病気です。従来は顔だけに限られていたようですが、顔だけでなく身体全体にも意識の対象が広がったためこう呼ばれるようになったようです。 作業所にK文という女性がいます。彼女は…

そして誰もいなくなった

今日は作業所でトラブルがありました。以前「暴言が止まらない」で書いたT和さんがまた暴言を吐いたのです。正午をかなり過ぎてから来ましたが、そのときはメンバーの大半が出かけていて留守でした。もしかしたらそれを知っていたのかもしれません。食べるも…