A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

小旅行の座席

私の通う作業所ではもうそろそろ小さな旅行があります。そんなに遠くには行きませんが、一応観光旅行ということになりそうです。あまり大きい規模でもなく、日帰りなので小旅行と呼ぶのがふさわしい感じ。でも旅行計画の際、小さな観光ツアー会社に依頼をしたようで、バスが一台と運転手が一人ついてきます。

今回の旅行、私と割と仲のいいT秀さんは、スタッフの半ば強引な勧めもあって一時はしぶしぶ参加を承諾したのですが、その後何か機嫌が悪いような感じで、いつの間にか参加希望の欄から名前が消されていました。どうしても行きたくなかったようです。彼と旅行に行くのは楽しそうだと思っていただけに、残念です。

バスは大体20人前後が乗れるぐらいのもの。一人の席と二人の席が通路を挟んで並んでいます。春に日帰り旅行に行ったときは、T秀さんがなぜか参加したので、彼と並んで座りました。でも、今回は行かないようなので、一人の席の方が気楽かなぁと思います。間違ってもM哲の隣りには行きたくないので、なるべく早い目に席を確保した方がよさそうです。

この座席の場所にも人間関係が現れています。仲の良いものどうしで隣りに座ろうと約束している人たち。女性もいますし、男性もいます。私は隣りに座りたいほど近しい関係の人はいないので、当然孤立。私の他にも、仲のいい人があまりおらず、一人になるであろう女性も見受けられます。

K寛は今長期休養中なので、M哲も一人になりそうです。その他にも、割と一人になりそうな人がちらほら。でもわざわざその人を気遣ったり話しかけて盛り上げるのも面倒なので、今回はぜひとも一人席に座りたいところ。以前の旅行では座席が空いていなかったのでとある男性の横になったのですが、あの人と座りたかったと、旅行に参加しなかった人の名前を挙げて愚痴をこぼすので、不愉快になりました。

こういうとき、人間関係って形に現れるなぁと思います。あまり親しい人のいない人は二人席に行っても隣りには誰も座ってくれません。これはなかなか気まずい思いをします。普段から付き合いのいい人は先約ができていたりして。バスの中での時間を持て余すか楽しむか、自然と差ができてきます。

誰とでも仲良くできる人はいるのでしょうが、そういう人は隣りに座る人でそもそも苦労しないのでしょう。私はかなり苦労するタイプ。学生のときは明らかに嫌がられ、休んだほうがマシでした。

今回はどんな人間模様が現れるでしょうか。

無事一人席に座れるかどうか、座席取りにちょっとばかり神経過敏です。