A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

アニコミとともに

ここ最近はもうすっかりアニメやコミックと疎遠になった私ですが、子供の頃はアニメやコミックをよく見ていました。その影響を受けて育ったと言ってもいいかと思います。一番最初に漫画に出会い、その次にアニメに出会い。そういった非現実の世界は、自分に冷たい現実から逃避するのにとても大きな存在でした。

最初に好きになったのはドラえもん。単行本を40巻近く長々と集めていました。バカにされるかもしれませんが、ドラえもんのお笑いのセンスは割と秀逸だと思います。派手さはありませんが、結構各キャラクターの反応が面白く、手元に残っていればまた飲んでみたいと思うくらい。私が子供ながらにある意味世界を知った作品。

ドラえもんの新刊が出なくなってから、コミックは自分で買わなくなりました。それからは姉がいろいろな少女コミックを持っていて、そちらを読ませてもらっていました。不思議なことに、男子なら当然知っているであろう少年漫画の雑誌は存在すら知りませんでした。なので、私はドラゴンボール北斗の拳より、ママレードボーイなどといった作品の方がよく知っていました。

今から考えると、この頃からすでに「普通」とはかけ離れていましたね。

姉が持っていたコミックで一番好きなのが、羅川真里茂という人の「赤ちゃんと僕」という作品。普通の日常漫画なのに、シリアスな内容がところどころに入っていて。心の描写などの書き方がとても好きでした。黙って読んでいたので、ある日見つかって、コミックの代金全額を支払わされました。

アニメでは印象に残っているのはかなりあります。新世紀エヴァンゲリオン彼氏彼女の事情学園戦記ムリョウ少女革命ウテナポケットモンスタースレイヤーズなどなど。このうちスレイヤーズは小説も読破しました。言葉の音感が優れた作者で、言葉の響きや使い方がとても好きでした。段々と空白を多用するようになり、それがいやで小説を読むのをやめてしまいましたが。

こうしてみると、私もオタクとは程遠いものの、アニメやコミックとともに成長してきたのだなぁと思います。それぞれにその当時の思い入れがあります。ポケモンも段々展開がワンパターン化するようになって見なくなりましたが、当時はピカチュウが欲しいと思うほど作品を見る目に熱がありました。

今はあまりアニメやコミックを見ることがありません。高橋留美子さんの作品が好きで一応境界のRINNEだけはテレビで見ていますが。年齢とともに、社会や現実を見なくてはいけないことが多くて、非現実に浸っているほど余裕がないのかもしれません。

非現実の楽しさからはすっかり離れてしまいましたが、その世界はおぼろげながらも、未だ記憶に残っています。