読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

男女の関係

地域活動支援センター(以下地活と略)を利用してもう長くなります。障がい者のためのとある集まりがあって、私は人数が少ないと困るだろうと思い、一応毎回参加することにしています。以前にも書きましたが、地活の人とはあまり親しくありません。そこでの人間関係はほとんど何も知らずにいます。

最近、その人間関係を垣間見る出来事がありました。先ほどの集まりに以前参加していた人がいつの間にか来なくなっていましたが、同じ地活の人から、彼が来ない理由を初めて聞かされたのでした。

一言で言うと、男女関係のもつれというやつです。来なくなったその男性は、去年の秋頃から地活のメンバーに紹介された人と付き合い始めたそうです。ところが、その男性は彼女ができた後で別の女性とも知り合い、連絡を取り合う仲になったとか。その男性はその別の女性と浮気し、肉体関係を持ったそうです。妊娠騒動にまで発展し、激怒した男性の彼女が、地活で事の次第を洗いざらいぶちまけたとのことです。

その男性は地活で散々な評価を受け、地活に居づらくなり、退所したという話でした。

私はその男性を地活の集まりで知っていたため、あの人がどうしてという風に信じられませんでした。でも、もう来ないよと言われ、かなりの修羅場があったのだということは理解できました。

精神疾患のある人は、現在の虚無的な日常から逃避するために、恋人を作ろうとすることはよくあるみたいです。ただし、何分元々人間関係の下手な人たちのことですので、かなり泥沼の執着劇に発展する場合もあるようです。上の例で言えば、男性の彼女は、男性が浮気したことに怒り、彼を地活にいられないようにしてしまいました。

他にも男女関係の話は時々耳にします。同じ地活の中で次々と恋人を取り替える人。付き合っている人をあっけなく捨て、何度も何度も恋人を新しくしている人もいます。肉体関係のために女性が欲しいという人も少なくはありません。

どうなんでしょうか。本当に好きかどうかをあまり自分に問うことなく、雰囲気やノリや惰性で付き合ってしまえる人たち。でもそこには相手を傷つけたり傷つけられる可能性も大いにあって、お互いの精神状態が悪化する危険をあまり見ていません。

好きどうしになれるというのは本当に貴重な体験なのですが、依存や執着や所有欲といったものと間違えている人を見かけます。私は恋人が作れないので何を言うこともできませんが。本当に幸せになれるのか、なかなか微妙なところです。

病気持ちが恋人どうしになると、お互いのエゴがなかなか譲り合えなかったりもします。精神が危機的状態になったとき、この人たちは一体どうするのでしょう。

お互いが精神的に自立していないと、倒れたときに相手を巻き添えにしかねないと私なんかは思ってしまいます。