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A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

父の嫌いなもの

雑記

昔から父は漫画やアニメが大嫌いでした。私がアニメを見ていると、しょうもないと聞こえるように言われたものです。日本が誇る文化だという説明も、多分父には通じません。漫画やアニメは、父にとってはゴミと同じようなものなのです。

理解できないなら別にそれでもいいのですが、好きで楽しんでいるのにけなすようなことを言われると腹が立ちます。でも反論すると、大きな顔をするなと怒鳴ってくるのが目に見えているので、何にも言いませんでした。

今現在は子供時分より大分時間が経っているので大丈夫、かと思いきや、全然そんなことはありません。今大人気のワンピースをやっていてもくだらんとチャンネルを変えます。ワンピースは私は好きでも嫌いでもないため、別に困ることはありませんが、これが好きなアニメだったらと思うと嫌な気分になります。

最近ではハリーポッターにチャンネルを回していたら、席を外した間に変えられていました。こんなものを見て何が楽しいんだと言っています。しばらくつけていても段々と機嫌が悪くなってきて、雰囲気がかなり険悪なものになったりして。

父とは好きなものについて話をしません。父が嫌いなものが私の好きなものだった場合、何を言われるか想像がつくからです。それも私に対する配慮など全くなく、けちょんけちょんに悪く言われます。

父にとっては自分の内にあるものが絶対であり、外にあるものは価値のないものに見えるようです。それを好きな人のことを考えたりはしません。だからこそ、平気で漫画やアニメを否定できるのです。

そういえば、結構持っていたライトノベルや漫画など、捨てろと言われて頭にきたことを思い出します。思い入れのある品をなんでこんな風に言われなきゃいけないんだろう。私にとっては侮辱されたのと同じことでした。

今は漫画を持っていないため、小言を言われることはないのですが。こういったものに対する理解は皆無だということで、なるべくこういったコンテンツを楽しんでいる姿を見せないようにしています。

でも、よく考えたら、逆に父の好きなものって何だろう。なんでもかんでも文句や否定をしていて、何かに傾倒しているところを見たことがありません。もしかしたら、外にあるものを否定することで自分を高めている、……とか? 自分を肯定するためには周りを否定せずにはいられない、……とか?

ゲームも嫌い、アニメや漫画も嫌い、ファンタジー系の映画も嫌い、若者向けの番組も嫌い。嫌いづくし。それがいいならそれでもいいですが、他の人の嗜好にまで口を挟むのはルール違反じゃないかと密かに思っています。