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A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

働きたくないこと

雑記

両親ももう70になり、小言を言われることも出てきました。いつまでもふらふらしていないで働いてほしいというのが本音のようです。作業所のスタッフのひとりにも働きに行きなさいと言われますし、メンバーさんにも働けるよと言われます。

誰に言ってもどうしようもありませんが、私は「働きたくない」人間だったりします。できれば生活保護になりたいですし、このまま一生B型の作業所に通ってもいいとさえ思っています。

理由は、今もはっきりと見えているわけではありません。でも、カウンセリングでいくつか分かったことがあります。それは、性的マイノリティーである自分が社会に居場所を見つけるのが難しいと思っていること。男と女の社会では入っていけないと感じていて、人に好かれない自分がどこかに所属して嫌がられるのを回避しようとしているのが傾向としてあります。

甘えと言われたこともありますし、保健所の相談員には生活のために働くんですと言われたことがあります。私の生きにくさは努力と根性によってどうとでもなると断言されるので、誰にも相談しなくなりました。

性的マイノリティーを隠せる人ならいいですが。如実に外見に現れてしまう人はどうしたらいいでしょうか。男のふりをすることもできず、女にもなれず、ただ扱いづらいと敬遠されてしまうばかり。

そういうしんどい思いをして外に出て、無意味に生活だけを続けていくのかと思うと、働くことに意欲が湧いてきません。幸い、結婚という男女のイベントは起こらないので、私には誰かを養う必要はありませんけど。

カウンセリングでは、気持ち悪いからという理由でどこかの島に隔離されたとしても、何らかの手当で暮らしていけるならそれでも構わないと言いました。戦ってまで永らえさせるべき命なのか。自分では自分を世話してあげられません。

こういった感情は、病名がついていないせいか、精神疾患と関連しているとは思ってもらえません。今でこそ「職場うつ」といった新しい病気の形態がクローズアップされていますが、大抵の人が関係ないと思っていて、なおかつ努力しない人が悪いという処罰感情が強くて否定されてしまいます。

あるいは病名がついたらこういった傾向も変わるのでしょうか。でも精神疾患が重度でないと見なされる私は、今のところ国から支援してはもらえず、いずれ働かなければなりません。私は私の心を一部殺して、究極の不器用なのに社会人や大人のふりをしないといけません。

こういったことに疲れる人はどうしたらいいのか。その受け皿は今のところないようです。生きていくためにしたくない仕事をするか、命を絶ってしまうか。その間のグレーゾーンがあれば、少しは楽になるのですが。