A leaf in a bottle

とある精神疾患者の日常

混乱

先日A型の施設を見に行ってきました。地域活動支援センターのケースワーカーとともに。そこの施設長は割と気さくな人に見えましたし、仕事内容で若干思っていたのとは違っていましたが、それでもパソコンを使う仕事という感じがしました。

今の仕事が内職で、歩合制なのに比べたら、時給がもらえるこちらのほうが断然いいとは思います。場所が自宅から結構遠くにあるのが残念でしたが、都道府県の中心部まで延々と行くのに比べたら、まだマシな気がします。

ですが━━。

今、正直とても混乱しています。行きたくないという気持ちがとても強くなってつらいからです。

見ず知らずの土地に行って、見ず知らずの街の中で、見ず知らずの人と時間を共有するということにかなり強い拒否反応が出てきました。今いる街がいいし、今いる土地がいいし、今いる作業所のメンバーのほうがいいのに。

私にとって今の作業所は、誰も友達がなく、社会でも受け入れられなかった私にできた初めての居場所であり、面白いことやたわいもないことで話ができる初めての場所でした。

何で今の場所を離れなきゃいけないの? 初めて自分らしく生きていられるところだったのに。

施設長が嫌でやめたいと言っていたのに、矛盾する気持ちがあとからあとから湧いてきて、とても苦しくなりました。

友達じゃなくても冗談を言い合って笑い合える人がいて。その人とずっとここでたわいもないことをしゃべりながらスローライフを生きていけたらよかったのに。今失いつつあるものの大きさを知って、胸が詰まりそうです。

経済的な困窮があって、施設長の強引なやり方があって。でもここに残れるならそれすらも我慢してしまえるような。そんな気がしました。

でも、やっぱりやめたいとは言えませんでした。受給者証の切り替えに今入っているというのもありますが、家の経済事情を考えると、どうしても致し方ないです。

私の障がいがもっと重ければ。年金を受給できていれば。様々なことが頭をよぎりますが、今現在そうでないものを期待しても全く無意味でした。

今月で退所することになっています。もう少ししたら施設長Hに連絡が入り、事情を説明して──それで終わってしまいます。

とても幸せな時間を過ごしたと思います。腹の立つことも数限りなくありましたが、スタッフや仲の良いメンバーさんとしゃべることができて。いろんなレクにも行きましたし。ひとりだったら行けなかったいろんなところに行くことができました。

もう多分、仲の良い人はできないでしょう。私は他人に気持ち悪がられるので、内側に入れてくれることを期待できないと思います。またひとりに戻ってしまうのが残念です。

──お金と引き換えにしてまで今の幸せを手放したくないのに。

今の私には心理的な支えが必要なようです。